不動産投資が絶対失敗しないなんて誰が言った?

不動産投資だって失敗する

 不動産投資は失敗するかも知れないし怖いからやらないという人もいます。ちょっとネットで調べれば、不動産投資は失敗するからサラリーマンはやらない方が良いと自称専門家が訳知り顔で説明しています。

 

 そりゃあ、不動産投資だって失敗することだってありますよ(笑)

 

不動産投資だって失敗することを呆れて説明している人

 

 世の中に絶対失敗しない(リスクのない)お金の稼ぎ方なんてあったらそれは間違いなく詐欺でしょう。

 

銀行にお金を預けて金利を貰うのは?→銀行だって破綻するリスクがある。
ペイオフがあるから倒産しても大丈夫→預金が1000万円以上は保証されない。
1000万円以下だから大丈夫でしょ→インフレ率が金利を上回ったら目減りする。

 

 わかりますか。銀行に預けて金利を貰うという非常に安全に思われていることすらリスクはあり、絶対に失敗しないなんてことはないのです。

 

 ある程度仕事を任されている人ならわかると思いますが、新しいプロジェクトで絶対失敗しないものしか進めないなんてことあるわけないですよね。そもそも絶対失敗しないプロジェクトはないんですから。失敗するリスクはあるけれども新しいことをやるのです。公務員だったり法律などでガチガチに守られた既得権益の業界などでは別ですが、失敗するかも知れない新しいことは何もしないなんて企業はすぐに時代遅れになって淘汰されていくのです。

 

 ただ、自分がマネージメントをする立場になく、言われたことだけをやって給料を貰っている人の場合、中々この考え方が理解できないのです。言われたことさえやっていれば、何か問題があってもそれは会社や上司の問題で自分の責任は一切ないわけですから、全ての行動にリスクは一切ないことになります。

 

 そうなると定年まで平社員で働いていればリスクなくお金が稼げるということになると思うかも知れませんが、それもまた違います。

 

 サラリーマンで働いているだけで何もしないということ自体が人生におけるリスクなのです。サラリーマンで給料を貰うということは、自分が働かないと給料は貰えません。定年まで絶対に病気にならないと断言できるでしょうか。定年まで大きな事故に遭って働けなくなることはないと言い切れますか。定年まで絶対リストラされないとか、定年まで勤めている会社は絶対潰れないなんて保証はどこにもないのです。

 

 

 運良く定年まで病気も事故もリストラにも遭うことなく、会社も存続していたとしても20年後とか30年後に退職金という制度が絶対に存続していると言い切れますか。最近退職金制度を無くす企業がどんどん増えていますよね。年金を貰えるようになるまでの生活費はどうやって調達するつもりですか。年金は近い将来ほぼ間違いなく70歳からの支給になりますよね。

 

 どうでしょう。世の中に絶対失敗しないというものなどないですよね。だから、当然不動産投資だって失敗するのです。しっかりと勉強せずに不動産投資に猪突猛進すればかなりの確率で失敗するでしょう。きちんと勉強していたとしても運が悪かったり時代の流れの中で失敗してしまうこともあるかも知れません。

 

 しかし、その失敗の確率を下げることは可能ですし、失敗したとしてもそれをカバーをすることもできます。

 

 次のサラリーマンと不動産投資とビジネスでさらに説明していきたいと思います。


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