不動産投資はみんながしていることではない
私が不動産投資を始めた15年ぐらい前(2003年ころ)は、20代の公務員の私が事業用の物件を購入しているなどと聞いた知り合いはみんな驚いていたというか、怪しい奴ぐらいの目で見られていましたね。不動産投資をしている20代のサラリーマンって当時はかなり珍しかったんですよ。
不動産屋に空室の募集に行っても、入居希望者によく間違われたものです。
「いらっしゃいませ、今日はどのようなお部屋をお探しでしょうか。」
「え、いや、ワンルームなんですけど、空室の募集を...(お願いしたいんですがと言いかけると)」
「はい、どのあたりですか。」
「この先の〇〇町なんですが。」
「はい、ご予算はどのくらいをお考えでしょうか。」
「敷金・礼金なしで5万円です。」
「敷金・礼金なしですか〜。今お探ししますからちょっと待って下さいね。」
「いえ、あの私のアパートの空室の募集をして頂きたいんです。」
「え?いや、あの...あれ、大家さんですか!?すみません、大変失礼しました。こちらへどうぞ。」
となってしまうことなどしょっちゅうでした。若いだけでなく、まだ不動産投資を始めたばかりで自信がなかったので、少し不安げに不動産屋に入っていったのもあるんですけどね。
今は不動産投資をやっている若いサラリーマンも結構いるのでそんなに間違えられる人はいないかも知れませんが、私が20代の頃はそんな時代でした。
ただ、いくら最近は不動産投資をしている人が増えたと言ってもまだまだ少数派ではあるのは確かです。圧倒的大多数のサラリーマンは投資も副業もやっていないのが実際のところでしょう。
さて、皆さんは自分の将来をどのようなものにしたいと考えていますか。みんなと同じで良いと考えていますか。みんなと同じ結果で良いと思うなら副業や投資などの資産運用などはしなくても良いでしょう。
裕福になりたいとか、定年前に仕事を辞めたいとか、リストラされても大丈夫になりたいとか、老後のために年金以外にも収入を作りたいとかと考えているならば、みんなと同じ行動を取ってはいけません。
なぜなら、みんな(普通の人)は裕福にもなれないし、(定年までは)仕事も辞められないし、リストラされたら生活できないし、老後に年金以外の収入を得られないことがほとんどだからです。
みんなと同じ行動を取っていれば、みんなと同じ結果が待っているのです。
みんなと同じ行動とは、普通にサラリーマンとして働く以外のことはしないということです。
みんなと同じ行動を取っているのに、ある日突然みんなとは違って裕福になったり、定年前に仕事が辞められたり、リストラされても大丈夫になったり、年金以外の収入を得られるようにはならないのです。
わかりますよね。みんなと同じ行動を取っていればみんなと同じ結果、みんなと違う行動を取ればみんなとは違う結果が得られるのです。
もちろん、みんなとは違う行動を取った結果、いきなり凄い額の負債を抱えてしまうということだってあるかも知れませんし、いきなり凄い額の資産を得られるかも知れません。ただ給料以外に毎月5万円ほどの家賃収入を得られるだけの人もいるかも知れませんし、それはわかりません。みんなと違うどのような行動を取ったかで変わってくるからです。
しかし、良い結果かどうかは別として、みんなとは違った結果が得られることは確かです。
さて、あなたはみんなと同じ行動を取りますか。それともみんなとは違う行動を取りますか。あなた自身が決めることです。
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