サラリーマンが不動産投資に失敗したらどうなるのか
サラリーマンが不動産投資に失敗して夜逃げしたとか一家離散になったなど、大変な目にあったなんて話を聞いたことないですか。そういう話はたくさんありますよね。実際それは事実だろうと思います。そういう方々はたくさんいると思うんですよ。
でも、サラリーマンをやっていたけど、会社が倒産して路頭に迷ったとか、リストラされて一家離散、病気をして退職せざるを得なくなったり、不倫で会社に居られなくなった、パワハラが嫌になって会社を辞めたら住宅ローンが払えなくなって自己破産とか、とにかくサラリーマンしかやってなかったことによって大変な思いをした人の数の方が不動産投資に失敗して夜逃げした人よりも絶対数はもちろん、割合的にも多いと思います。
でも、自分がサラリーマンをやっていればサラリーマンについてはよくわかっているので、そうした会社が倒産とかリストラに対してそれほど怖さを感じないんですね。サラリーマンやっていれば当然そのリスクはあると思っているわけで。
不動産投資家も、不動産投資で失敗した人の話を聞いても特に怖さを感じません。不動産投資についてはよく知っていますからね。
しかし、普通のサラリーマンが不動産投資に関する失敗話を聞いたら、不動産投資に対して恐怖心を抱くのは当たり前です。私だって不動産投資を始めようとした時は怖かったです。本当にうまくいくんだろうかって。
頭の中ではうまくいくと思ったんですよ、一生懸命シュミレーションしてみて計算上は間違いなくうまくいくと思ったんです。でも、やったことがないから確信が持てなかったんですね。なので一歩踏み出すのは相当怖かった。私が不動産投資を考え始めた頃はまだ不動産投資の本なんて書店に並んでいませんでしたし、私の知人で不動産投資をやっている人もいなかったので不安でしたね。
不動産投資について聞く話は全てバブルが崩壊して不動産投資をしていた人はみんな大変な目に遭った(当時はバブル崩壊からまだ10年程度しか経っていませんでした)ということばかりでしたし。
最終的にどうして一歩踏み出せたかと言えば、最悪の事態を想定してみたんですね。
物件を買ったは良いけど、誰も借り手がおらず、結局1円も入ってくることなくローンだけをずっと払い続けて終わった。これが最悪の事態だと思います。
これ以上の事態ってないんですよ。例えば部屋で自殺されたって、後片付けの費用や事故物件扱いになって家賃を減額しなくてはいけない分も含めて連帯保証人に請求しますし、火事になったって火災保険入ってますし、大地震で崩れても地震保険入ってますし。
なので、1円も入ってこないような最悪の事態になった時にサラリーマンである私がそれに耐えられるかどうかということを考えてみたわけです。
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