住宅ローンが組めない人とは
自宅を購入する際に、住宅ローンはほとんどの人が利用します。高額な不動産を現金で購入できない庶民にとってなくてはならないものですが、住宅ローンを組もうとしても組めない人もいます。
住宅ローンが組めないのにはいくつか理由があり、以下のような条件に当てはまってしまうと組むことが難しくなってきますが、難しいというだけで不可能というわけではありません。
ポイント1 滞納履歴がある
クレジットカードの返済でもオートローンの返済でも、滞納したことがある人は厳しいです。自己破産なんてしていると絶対無理です。もちろん、一定の期間が経てば信用情報から事故歴は消えるので、その後であれば住宅ローンが組めないわけではありません。
ポイント2 年収が低い
年収が100万円とかでは住宅ローンが組めないのはわかりますよね。微妙なところは年収300万円前後です。年収300万円で住宅ローンは組めないと思う人も多いかも知れませんが、意外と組ませてくれる銀行はあります。「年収300万で組む住宅ローン」で詳しく説明しています。
ポイント3 勤続年数が短い
最低でも勤続1年は必要になってきます。4月に就職して5月に住宅ローンを組もうとしても普通は組めません。もちろん、祖父から相続した評価額の高い大きな土地があってその上に建物を建てるためのローンで与信の良い親が保証人ですなんて条件であれば組めるでしょう(笑)
ポイント4 自営業で税金をあまり払っていない
サラリーマンに比べると自営業は不安定と見なされ、銀行の評価は低くなります。さらに自営業の人は積極的に節税をする傾向があるので申告している所得が低くなりがちで税金をあまり払っていないパターンが多いです。そうなるとかなり厳しいですね。もちろん、自営業だから絶対ダメというわけではなく、きちんと所得があって何年も税金をしっかり払っていれば当たり前ですが住宅ローンが組めないということはありません。
ポイント5 既に住宅ローンを組んでいる
基本的には住宅ローンは一つしか組むことができません。既に一つ持っているならそれを返済してからでなければ組めませんが、所定の条件を満たせばセカンドハウスローンというものも持つことが出来ます。「セカンドハウスローン」のページで説明しています。
ポイント6 サラ金に手を出した
サラ金から借り入れがあったら住宅ローンは組めません。過去に借りたことがあっただけでもかなりのマイナスポイントです。
ポイント7 クレジットカードでキャッシングをすることが多い
これもやりがちなんですが、かなりのマイナスポイントです。さらに使っていなくてもたくさん持っているだけでクレジットカードはマイナスになるのでカードは一つにまとめておいた方が良いです。
ポイント8 高齢である
完済する段階で80歳以下でなければ組めません。つまり65歳の人が組もうとしても15年ローンしか組めないということになり、80歳の人は不可能ということになります。
ポイント9 サラ金じゃなくても他にたくさん借金がある
マイカーローンなどで高額の借金があると住宅ローンを組みづらくなります。
いかがでしょうか。あてはまるポイントはありましたか。これらのうちのいくつかにあてはまったとしても住宅ローンが絶対組めないというわけではありません。
自分が住宅ローンを組めるかどうかを知りたければ、銀行で審査を申し込んでみればわかるのですが、銀行に行くのは手間ですから下のようなサイトでネットで審査を申し込んでみるのが楽で良いです。
住宅ローンが組めない条件関連ページ
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