セカンドハウスローンを利用して住宅ローンを二つ持つ

セカンドハウスローン

 今まで住宅ローンで物件を購入する上で有利な点を書いてきましたが、住宅ローンというのは基本的に複数持つことはできません。しかし、物件を買うなら出来る限り有利な条件で融資をつけてもらいたいのは当然です。

 

 そこで、利用できるのがセカンドハウスローンです。この制度を使うことによって住宅ローンを2つ持つことが可能になります。

 

住宅ローンが二つ

 

 セカンドハウスローンを利用するにあたっては、なぜその物件を住宅ローンで購入するのかの理由付けが必要になります。特に理由がないのに住宅ローンを複数持つことはできないからです。

 

 理由と言っても、欲しいから欲しいのだというのではもちろん駄目で(笑)、例えば

 

 「今現在自宅に夫婦で住んでいるが、実家の両親はアパート住まい。家賃を払っているのはもったいないので、実家の両親が住むための家を買ってあげたい。」「年取った両親が現在賃貸のマンションに住んでるがエレベーターがないので困っている。ついてはエレベーターのあるマンションに引っ越したいのだが、新たに支払わなければならない敷金や礼金、月々の家賃を考えると購入した方が安い。しかし、父親はもう定年を迎え年金暮らしなので、私が購入して両親をそこに住まわせたい。」「娘が都内の大学に通うことになったのだが、家賃を払うのが勿体ないので娘が住むようのマンションを購入したい。」

 

 といった理由がありますね。

 

 まず、普通に住宅ローンで物件を購入した後、このセカンドハウスローンを利用すれば頭金を持っておらず、担保に入れる不動産を持っていなくても、二つまでなら購入できてしまいます。


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