住宅ローンを組む銀行を選ぶ基準

何を基準に銀行を選べば良いのか

 住宅ローンを組む銀行を選ぶ際には、その銀行の財務内容等は全く気にする必要はありません。都市銀行でも地方銀行でも聞いたこともない潰れそうな信用金庫でも問題ありません。とにかく0.1パーセントでも金利が安い銀行を選べば良いのです。

 

 なぜなら、住宅ローンを組んでいる銀行の経営が傾こうが潰れようが私たちには全く関係ないからです。債権と債務は全く違うからです。もし、銀行に対する債権を持つなら(つまり銀行にお金を貸す。要は貯金ですね)、財務状況は気にした方が良いでしょう。つぶれたらお金が返ってこない可能性がありますから(ペイオフで1千万までの預金は金利を含めて保護されます)。

 

 しかし、銀行に対する債務を負うなら(銀行からお金を借りるなら)、銀行が潰れてもその債権(あなたの銀行に対する債務)が消滅するわけではないので、住宅ローンは払い続けなければなりません。あなたの銀行に対する債務(住宅ローン)は銀行の債権者が引き継ぎ、もちろん原契約が有効ですので、金利や返済期間を含めて全く同じ条件で新しい債権者に住宅ローンを返し続けるわけです。

 

原契約書

 

 借り入れる銀行の経営状況などは気にする必要がないのが理解できましたか。まず金利で選び、提示された金利が同じであれば、その時点で家のそばにATMがあるとか、元々口座を持っている銀行だからとかいうことで判断して良いでしょう。


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