非常に金利は低いのですが
ソニー銀行や新生銀行の金利ははっきり言って大手の都市銀よりも安いです。0.1パーセントでも金利の安い銀行を選ぶべきであるという私の主張からすれば大手の都市銀を選ぶ理由はありません。
しかし、ソニー銀行などは5年ルールや1.25倍ルールを採用していないことに注意しなくてはなりません。
5年ルールも1.25倍ルールも、仮に適用されたとしても最終的な総支払額が変わることはありませんので、結局採用していようがしていまいが関係ないじゃないかと思う方もいらっしゃるでしょうし、実際に125パーセントルールが適用されるほど急激に金利が上昇したことはないのであまり問題にはならないかも知れませんが、私が気になる点が一つあります。
かなり低い確率ですがハイパーインフレ、または、ハイパーインフレまではいかなくても急激なインフレ時に金利が極端に上昇する可能性も否定できないことです。今の政府の借金の状況からすると可能性はゼロとは言えないと思うからです。そのようなインフレになれば当然毎月の支払額は急増します。
ただし、ハイパーインフレのような事態になれば、もらう給料もとんでもない額に跳ね上がりますし、法律で100万円以上の貸付金に関しては15パーセント以上の利息は取れないため、1.25倍ルールが適用されなくても※あまり問題にはなりません。そのため、気にしすぎる必要はないのですが、ソニー銀行等はこういったルールは採用していないということだけは理解しておきましょう。
※ハイパーインフレまでいくと、1年間で物価が100倍(1万パーセントのインフレ)とかいう事態になるので、金利が15パーセントまで上がったところで蚊にさされたほどのことでもないでしょう。
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