リスケジューリング
リスケとはリスケジューリングの略で、ローンの返済が困難になった時などに金融機関に泣きついて当初の借り入れ条件を変更してもらうことを言います。
住宅ローンのリスケでは、ボーナス返済をやめる、毎月の返済額を一定期間減らしてもらう、返済期間の延長してもらうの3つがあり、そのいずれをしても事故歴として信用情報に載ってしまいます。
事故扱いとなってしまうと、今後ローンが組めなかったり、クレジットカードを作れなくなったりしてしまうことがあるので、そう簡単に銀行にリスケをお願いするわけにはいきません。もちろん、支払いがどうしてもできなくなって首を吊るなんてことは絶対してはいけないので、もう無理だと思ったら銀行に相談した方が良いでしょう。命の大切さと信用情報の大切さでは比べるまでもないですから。金融庁の指導や金融円滑化法の施行などで金融機関のリスケに対する対応も良くなってきているようです。
しかし、住宅ローンの金利を下げてもらうことは、リスケには当たりませんので心配は要りません。つまり、住宅ローンの返済中に、他の銀行の安い金利の見積もりを持って、銀行に「他の銀行で借り替えるとこの金利でやってくれるそうなんですけど、金利を下げてもらえませんか。」とお願いすることはリスケではないんですね。
なので、安心して銀行と金利の交渉をしても良いわけです。
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