インフレ時の最強の組み合わせは現物資産とレバレッジ

借金をして現物資産を買う

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 資産に関して、インフレ時には通貨(現金)の形で資産を所有するのでは価値が目減りしてしまうため、金や不動産などの現物資産の形で資産を保有するのが正解だということを説明しました。

 

 また、負債に関しては、借金はインフレ時には目減りしていくことから、借り入れる側が有利ということを説明しました。

 

 それらを考慮すれば、インフレ時の資産運用として、最強の組み合わせとして考えられるのが、借り入れを起こして現物資産を買うということになります。インフレで現物の資産価値が上がり、借り入れた借金が実質的に目減りすることから、実際の効果が倍増するのです。

 

 しかし、現物資産にも種類があります。金も不動産もそうですし、ガソリンも大豆なども現物資産です。ただし、ガソリンや大豆などの現物を資産として持つというのは現実的ではないということはわかりますよね。ガソリンや大豆を置いておく場所も必要となりますし、大豆は消費しなければ腐ってしまいますからね(先物は現物資産ではなく金融資産となります)。

 

 そうであるならば、現実的な現物資産は金(に代表されるような貴金属。銀やプラチナなど)または不動産ということになります。金は非常に重い金属ですが、少量で高価であるため保管場所には困りませんし、不動産はそれ自体が保管するスペースになりますから(笑)、保管場所の問題はありません。また、腐敗等の問題も金と不動産にはありません。

 

 では、金と不動産ではどちらを選ぶのが良いのでしょうか。

 

 金には金の良い点があり、不動産には不動産の良い点があるので、リスクヘッジの意味からしても両方に投資した方が良いとは思いますが、借り入れを起こして現物資産を買うということが最良であることからすると、軍配は不動産に上がると言えます。

 

 不動産投資の場合は、銀行から借り入れを起こすことができますが、金の場合は通常それは不可能です(不動産などを担保に入れたりということをすれば別です)。

 

 さらに、購入のために借り入れを起こすことができたとしても、不動産の場合であれば借り入れの返済に家賃収入を当てることができますが、金の場合は保有していても毎月お金をもらえるわけではないため、借金をして買えば買うほど毎月のキャッシュフローが悪くなっていってしまうという問題があります。

 

 インフレが予想される段階で一番有利な投資はレバレッジを効かせて(借り入れを起こし)不動産(収益物件)を購入するということになると思います。

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