ファイナンシャルプランナーの言い分3

金利の上昇

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 ファイナンシャルプランナーがインフレ時に不動産投資はしないようにと言う理由の一つに金利の上昇があります。

 

 「インフレになれば当然金利は上がります。ローンの支払額も増えますね。しかし、家賃は上げられないので不動産投資はしてはいけません。」

 

 というのが、彼らの主張です。至極全うな意見に思えます。ただ、ファイナンシャルプランナーが考慮していない要素がいくつもあります。

 

 まず、考えないといけないのは5年ルールと1.25倍ルールの存在です。詳しい説明はこのページ「5年ルールと1.25倍ルール」を読んで頂くとして、要は金利が変わっても5年間は支払額は変わらないし、5年後でも支払額は最高でも1.25倍までしか上がらないということです。

 

 つまり、20年間の変動金利でローンを組んだ場合、支払額の変更は5年目と10年目と15年目の3回しかないということです。20年後でも当初の返済額の2倍には絶対にならないということになります。月々のローンが20万円だとすると、どんなにインフレが進んでもローンの額が40万まで達することはないということです。

 

 もちろん、支払いきれなかった元金や金利分は20年後に一括で返済しなければなりませんが、上限金利の15パーセントまで金利が上昇するようなインフレがずっと続くのであれば支払わなければならないお金など20年後の価値ではスズメの涙程度でしょう。これについては次のページ「言い分の検証4」でもう少し詳しく論じます。

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