r>gは不動産投資のススメ

格差の拡大が不可避なら資産家になっちゃえば?

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 みなさんピケティの名前は聞いたことがあると思います。資本主義においては格差の拡大は不可避だというのが彼の主張なのですが、日本でも格差拡大という言葉に反応した左派が政権を批判するのに大いにピケティの名前を出したものの、全く的外れだったのですぐに騒動は収束しました(実際、来日したピケティはアベノミクスの金融緩和や消費増税延期に肯定的であり、格差の拡大を防ぐには成長も不可避であるとしていることから、日本の民主党などの左派の主張の真逆となってしまい左派は呆然自失)。

 

ピケティの正面からの写真
出典 ja.wikipedia.org

 

 まあ、ここでは左派が良いとか悪いとか、リフレ派が間違ってるとか合ってるとか言うつもりは全くなく、政治的なことに足を突っ込むつもりはありませんし、みなさんも興味はないと思いますが、結局ベストセラーとなった「21世紀の資本」でピケティが言いたかったこととはなんだったんだろうと思った方は多かったと思います。

 

 簡潔に言えば、ピケティの主張は資本主義はほっとけば格差は広がるよということです。

 

 これが事実かどうかは別として、これが正しいと仮定して話を進めてみます。

 

※ピケティは過去2000年間のデータを調べ「2000年間ずっと格差は拡大してきた、格差が縮小した20世紀は世界大戦の影響で例外、これから先は格差が拡大する」と主張。2000年も前のデータに信憑性があるのか、近年のデータも間違っている、労働力や知識・技能が人的資本として計算されていない等々批判は色々あります。

 

 なぜ格差が広がるかと言えば、資本主義においてはr>gだと、つまり資本収益率=rは経済成長率=gよりも常に大きいとピケティは主張しているからです。

 

 要は所得の伸びよりも資本から上がってくる利益が増えるスピードのが速いということで、労働者が働いて給料が上がっていくよりも金持ちが働かないでも持っている資産が増えていくスピードのが速いということです。

 

 なので、労働者がいくら頑張って働いても資産家との格差は縮まらない(マクロで見ればの話です。当たり前ですが個々の事例で見れば資産がなくても起業して金持ちになる人もいるし、エリートサラリーマンなら私みたいな零細不動産投資家の収入なんかよりも高額な給料を貰うこともできます。サラリーマン社長のゴーンなんてそんじょそこらの資産家が束になっても敵わないぐらいの額を一年で稼ぎ出しますし、親父から受け継いだ資産を浪費して食い潰してしまう資産家だって少なくないですからね)ということになります。

 

 さて、r>gが事実だとしましょう。そうなると私のように労働者の子として資産ゼロで生まれた人々はどんどん収入は下がり、どんどん収入が増えていく資産家との格差は広がるだけなのでしょうか。

 

 全くその通りなのです。起業したり、エリートサラリーマンにならない限り一般的には労働者の給料(実質賃金)は親父の時代よりも下がり、資産家は親父の時代よりも資産からの収益を増やすのです(ピケティ曰く20世紀は例外)。

 

 でもね、選べるんですよ、どっちの側になるのかって。労働者のままでいるのか資産家になるのかって普通は完全に自分の意思で選択できる問題なんです。

 

 持てる者と持たざる者の格差拡大が不可避ならば、持てる者になれば良いだけなんですよ。日本には現在資産を持っていない者は今後も資産を持ってはいけないなんて法律もルールも存在しないんですから、労働者から資産家になっちゃえば良いだけのことで、話は簡単なんです。

 

 私は労働者の子として生まれ、資産ゼロつまり資本収益ゼロで人生をスタートしましたが、今は資産からの収益(資本収益)が普通の労働者の労働からの所得よりもかなり多く、その収益は増えていくのみで減ることはなく、その増えるスピードはサラリーマンの年収の上がるスピードよりもかなり速いです。

 

 別に自慢するためにこんなことを書いているわけではありません。私の資産なんて家族が食べていくのには十分ですが、本当の資産家の人たちに比べたらスズメの涙みたいなもので、胸を張って俺は資産家だなんてとてもじゃないけど言えるレベルではないです。

 

 ただ、重要なのは、労働者として生まれても資産家になることは可能ですし、逆に資産家に生まれたからといって絶対に資産家でいられる保証はなく、また、労働者でいながら資産家でもあるということも可能だし、資産家でもあるが労働者として働いて収入を増やすのだって自由だということです。

 

 親から受け継いだ資産があればもちろん有利ですし、労働者の家庭に生まれてゼロから始めるのは比較的大変であるとは言えるでしょう。ただ、大変と言っても例えば東大に入ったり、司法試験に受かるとか医者になるなんてことよりもよっぽど楽です。だって、成績が優秀でもなく特に人より秀でた才能があるわけでもない私だって可能だったんですから。しかも、そんなに努力したわけでもないんですよ。やり始めるのに勇気がいるってだけの話で。

 

 さて、ではどうやって資産家になるのかという話ですが、私は資産(不動産)を所有して賃貸収入を得るのが一番良いと思います。ピケティすらr=資本収益率は基本的に土地(不動産)からのリターンと想定しているぐらい、不動産所得は資本から上がってくる代表的な収益ですからね。

 

 株などの金融資産でももちろん構わないのですが、株で安定的に毎年4パーセントなり5パーセントの収益を数十年も得続けるのはかなり難しい。少なくとも私には出来ない。

 

 賃貸収入を目的とした不動産投資であれば、安定的に実質5パーセントの収益を上げ続けるのは全く難しい話ではありません。

 

 また、銀行からの借り入れを利用して資産を増やすスピードを加速させられることも不動産投資の強みです。

 

 つまり、資産家の収益率が労働者の所得の伸び率よりも高いので格差は開いていくこと、そして資本からの収益の基本は不動産であるということ、さらに労働者でも不動産を購入していくことは可能であるという事実からすれば、労働者は大変だからさっさと不動産買って資産家になっちゃえと。

 

 r>gの意味するところは不動産投資家になっちゃいなよということなのです(私にとっては)。

 

 当然、r>gという事実があるのだから、相続税や累進課税、固定資産税をもっと高くしろとか、資本主義よりも共産主義のが良いとか人によって様々な意見があると思います。

 

 でも、私には税金を高くすることも日本を資本主義から共産主義に変えることもできません(するつもりもありませんが)。不可能なことをあれこれ言っても意味が無いので、私は私に出来ることをやるのみです。

 

 私に出来ることは、r>gが事実であるのなら、上下の格差が開くという事実を受け入れて、ひたすら資産を買って資本収益を増やし、開いた格差の下ではなく上に行くようにするだけです。私にとってはその手段が不動産投資なわけです。

 

 みなさんはr>gを見て政治が悪いとか資本主義が悪いと文句を言いながら格差の下の方に行くことを選びますか。それとも資産を買って広がる格差の上の方に行くことを選びますか。どちらを選ぶかは完全にあなたの自由です。

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