トイレ・バス別
「問い合わせの多い募集条件」の中で、お客さんから不動産屋への問い合わせが多いのは敷金・礼金ゼロであることを説明しましたが、募集条件ではなく設備の条件で問い合わせが多いのはなんでしょうか。
やはりと言うべきか、トイレ・バス別が設備条件の中で一番問い合わせが多いようです。次いでフローリング、室内洗濯機置き場、温水洗浄便座と続きます。
最近の若い人は、湯船に浸かることに拘らない人も多いので、湯船を潰してシャワーのみにし、トイレとバスを分離する工事をやれば良いのですが、通常工事に60万からかかるのため、そこまでは私の3点ユニットのアパートでは出来ていません。出来ていないというよりはやってません。60万かけてリフォームするよりも、リフォームしないで家賃を5千円下げたが方が費用対効果の面から見ても空室率の面から見ても有利だからです。
次のフローリングですが、私は畳は全て剥がしてコンパネを敷いてCFにしています。畳は結構お金かかるんですよ。毎回表替えもしなければなりませんし、その費用は大概負担してもらうのは厳しいですし。CFにしてしまえば、クロスやるついでに張り替えてしまえばいいだけですし(CFはクロス屋がやります)、費用もそんなにかかりません。元々フローリングの部屋もフローリングの上からCFを貼っちゃってます。もったいないと言われますが、フローリングの補修は費用がかかるので、入居者さんが退去する時も結構トラブルになるので、私はCFを選択しています。
室内洗濯機置き場も、部屋の広さや間取りなどで無理がなくできそうな部屋のいくつかに関しては、室内に防水パンを置いて室内洗濯機置き場を作ってます。配水管を取るのはそんなに面倒な工事ではないので、費用もそんなにはかかりません。
温水洗浄便座に関しては「3点ユニットのトイレ」で説明したように、私は全て漏電防止工事をした上で設置しています。
とにかく、費用や手間などを勘案した上でやれることはやってみた方が良いでしょう。
問い合わせの多い設備条件関連ページ
- 家賃の前払い
- 月末に翌月分の家賃を払うのが普通ですよね。
- 入居を拒否することができるのか
- 大家は入居者を選んでもよいのでしょうか。
- 身元のチェック
- 入居希望者に対して、戸籍抄本や住民票などの書類を提出を強制してよいのか
- 保証人と連帯保証人
- よく耳にする保証人と連帯保証人。その違いについての説明です。
- 滞納家賃にも税金はかかる
- 滞納された家賃でも賃貸料として計上して税金を払わなくてはいけません。
- 定期借家契約
- 従来の普通借家契約ではない定期借家契約について
- 共有部分に荷物
- アパートの廊下や階段などに荷物を置きっぱなしにしている入居者がよくいます。
- 家賃に消費税
- 家賃に消費税を上乗せして請求することもあります。
- 居住者以外の者も住み始めたら
- 契約の時点で居住者として申告していない人が住み始めてしまうこともよくあります。
- 不動産屋に行くタイミング
- 空室の募集をお願いしに不動産屋に行くのに適している曜日や時間帯はいつなのか。
- 問い合わせの多い募集条件
- 敷金ゼロ礼金ゼロのいわゆるゼロゼロ物件の問い合わせは非常に多い。
- 前面道路の幅
- 指定容積率も前面道路幅員により低減してしまうこともあります。不動産投資の観点からすれば一概に道路の幅が狭いからダメとは言えませんが。
- 家賃明細をウェブで
- 管理会社に管理を委託すると、毎月明細を送ってきますが、それをウェブで閲覧するようにすれば便利なだけでなく、1通に付き80円を大家に還元してくれるサービス。
- 契約更新時の連帯保証人
- 契約更新時に連帯保証人の署名捺印がなくとも、最初に契約を交わした時点で連帯保証人なっていればその責任を負うことになります。
- 不動産屋との信頼関係
- 不動産投資をする上で不動産屋との付き合いは必須です。その不動産屋と信頼関係が築けなければ不動産投資はうまくいきません。
- 交渉してくる入居希望者
- 賃貸の募集をしていて、色々な交渉をしてくる入居希望者がいますが、私はそうした入居者は企保的には全て入居を断っています。
- 12月の入居者
- 私は年末に無理して空室を埋めることはありません。なぜなら12月に入居した人たちにはトラブルが多かったという経験があるからです。
- 敷金と礼金ゼロにすると
- 敷金と礼金をゼロにすれば業者の客付けも楽になり、他の物件よりも空室を埋めるうえで有利にはなりますが、入居者の属性が悪くなる傾向があります。
- 戸建ての不動産投資
- アパートやマンションの一室を貸すよりも戸建てを貸す方が楽なことは結構あるものです。
- 部屋ごとの家賃設定
- 同じアパートで部屋によって家賃の設定は違います。間取りなどが違えば当然家賃の設定は変わりますが、同じ間取りにもかかわらず募集の時期によって家賃が変わってしまうことはよくあり、入居者同士の不公平感につながるのではという懸念はあります。
- 相続についての私の考え方
- 私は自分が所有している物件を妻には相続させたいと思っていますが、子どもには全く残そうとは思っていません。その代わり、知識だけは惜しみなく与えようと考えています。
- 不動産投資と便所掃除
- 成功している人は必ず自分で便所掃除をしているということをよく聞きますが、不動産投資をしている私もそれにならって毎日自分で便所掃除をしています。