ワンルームなら家賃が違っても大丈夫
同じアパートやマンションで、部屋ごとに家賃が全て同じということはほとんどありません。間取りや広さが違えば当然家賃は変わりますし、同じ広さでも角部屋かどうかで変わっても不自然ではなく、階が変わっても家賃が変わるのは普通でしょう。
しかし、同じ階の隣同士で条件が全く変わらない部屋で家賃が違うということはよくあることです。
空室になった時期によって、それが繁忙期に入居してもらったのかそれとも閑散期に入居してもらったのかで家賃は変わりますから。
あとは、10年以上前に入居してもらった人なんかは最近の募集の家賃とは相当に違っているということも多いです。
しかし、入居者からしてみれば、同じ階の同じ間取りでどうして俺の家賃の方が1万円も高いんだと不満に思うのは当たり前ですよね。まあ、ワンルームの同じ部屋で1万円も変わるのは本当に昔から住んでる部屋と最近入居した部屋とかぐらいでしょうが。
でもですね、これあまり気にしなくて良いんですよ。なぜかと言えば、ワンルームの入居者は普通単身者が多いです。同じアパートやマンションの単身者同士で仲良くなることはあまりないですよね。挨拶ぐらいはしても一緒に飲みに行くほど仲が良くなるというのは非常に稀ですし、ましてやお互いの家賃を聞きあうなんてことはまずないと言っても良いでしょう。
さらに、同じアパートで空室が出たからといって、不動産屋に行って家賃をいくらで募集しているかを確認しに行く入居者はまずいないでしょうから、募集する際も特に気にしたことはないですね。
私の場合はファミリータイプのものは、区分所有のマンションや戸建てしか所有しておらず、一棟ものはワンルームタイプなのでこうした家賃の違いについて一切気にしたことはありません。
ファミリータイプの場合、やはり家族で住むことが多く、ご近所づきあいも当然あり、そんな中で相当に仲良くなることも考えられます。そう、家賃をお互い聞きあうほどに仲良くなることがあってもおかしくありません。
なので、家賃の交渉をされることもあるかも知れませんね。私自身はアパートの住人から家賃の減額をお願いされたことはありませんが(入居前に家賃の価格交渉をされることはありますが)、ファミリータイプのアパートやマンションを購入した場合、そこらへんは覚悟しておかないといけないでしょう。
募集の時期や設備などを全部の部屋を同じに揃えるのは難しいですから、あまり気にせず家賃はその時々によって柔軟に設定し、そこから価格交渉をされた時は諦めてある程度下げてあげると決めていれば良いのではないかと思います。
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- 成功している人は必ず自分で便所掃除をしているということをよく聞きますが、不動産投資をしている私もそれにならって毎日自分で便所掃除をしています。