結婚する前に賃貸併用住宅

不動産投資は独身の時から

 不動産投資は結婚してから始める人が大半だと思いますが、賃貸住宅併用住宅は独身の時に始めると非常に有利です。

 

 もしも、これから結婚する予定の2人がお互いフルタイムで働く社会人であれば、これはもう間違いなく独身の間に賃貸併用住宅を建ててしまった方が良いです。

 

 それと言うのも、基本的に賃貸併用住宅は住宅ローンで建てるものですが(住宅ローンの利点についてはこれまで口が酸っぱくなるほど説明してきました)、住宅ローンは一つの世帯で1つしか普通は組めません。

 

 しかし、結婚する前の2人が一つずつ住宅ローンで銀行から借り入れを起こし、賃貸併用住宅を建てたとすると、夫婦で2つも賃貸併用住宅を持つことが可能になるわけです。

 

結婚して不動産投資を始めようとしているカップル

 

 また、まだ結婚の予定がない人でも、まずは自分用の賃貸併用住宅を建てた上で、もしも結婚を考えられるパートナーと出会えたら、結婚の前にそのパートナーに住宅ローンで賃貸併用住宅を建てさせれば良いわけです。

 

 片方の賃貸併用住宅の居住用部分に夫婦で住み、もう片方の賃貸併用住宅の居住用部分については賃貸に出せばさらに利回りアップです。

 

 ワンルームが6部屋、3DKの居住用の部屋が2部屋でき、ワンルームが6万円×6部屋、3DKが10万円×1部屋で、家賃収入46万円になります。2つの住宅ローンを合わせて30万円とすると毎月16万円のプラスのキャッシュフローが出ます。さらに居住費がただですからその分を10万円と考えれば、賃貸併用住宅をやらなかった時と比べると月に26万円も余計に入ってくる計算です。

 

 それを貯蓄に回していれば一つの住宅ローンは10年程度で完済。もう片方の住宅ローンもその5年後ぐらいには完済、つまり15年程度でローンが終わったアパート2棟と自宅を持てることになるわけです。

 

 ここまでやれば、これはもう守りの不動産投資どころではありません。攻めの不動産投資と言ってもいいと思います。

 

 もちろん、住宅ローンを繰り上げて完済することは考えずに、貯めたお金を収益物件の購入に回していけば、さらに早いスピードで資産を構築していくことが可能になります。

 


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