不動産の消失のリスク
不動産が消失することなどあるのでしょうか。
物理的に不動産が消失することもありますし、実質的な意味での消失することもあります。
例えば地震や地すべりなどの自然災害によって、土地そのものが消失もしくは原型を留めずに使用不可能になるということもあります。地盤沈下によって海沿いの土地が海面下に沈んでしまうこともあります。
また、開発や公共事業による立ち退きなどで、その不動産を保持し続けられなくなることもあります。この場合は、当然行政からの補償もあるので、基本的に損害は出ないことになります。
自然災害によって消失してしまった不動産に関しては補償はないので(建物部分に関しては地震保険でカバーされる)どうにもなりません。
しかし、自然災害等によって不動産が消失する可能性と企業が倒産する可能性を比べれば、例えば海や川から離れている平野であれば不動産の自然災害による消失はほとんど心配しなくて良いぐらいの確率になりますが(道を歩いていて雷に打たれることもあるでしょうが、そのリスクがあるから道を歩かないということがないように)、上場廃止や倒産の可能性は無視できないぐらい確率となります。
消失のリスクという意味では、不動産は株と比べて圧倒的に有利な投資と言えるでしょう。
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