株と不動産の比較6 経費 不動産編

不動産で使える経費

 不動産所得は経費が非常に多く取れます。

 

 最も大きいのが「減価償却」です。

 

 例えば耐用年数が10年の残っている500万円の価値のある建物を所有して人に貸していたとします。10年かけて500万円を償却していく計算となりますので、1年間の所得から50万円を引くことができるわけです。10年間にわたり毎年50万円も所得から引けるわけです。

 

不動産投資で使える経費が多くて喜んでいる女性

 

 次に大きいのが「借入金の利息」でしょう。

 

 物件を購入するのに銀行から借り入れを起こすと、完済までずっと返済していくことになるわけですが、毎年銀行に返済した借入金の利息部分については全額経費となります。不動産投資は借入金の額が多いためにこれも結構な額となります。

 

 しかし、借入金全額が経費となるわけではなく、借入金の利息部分だけが経費になるので注意が必要です。

 

 その他細々としたもの経費となります。物件をリフォームすればそれも経費ですし、物件を掃除するための掃除機を買えばそれも経費、不動産屋さんと打ち合わせれば接待交際費も使えます。

 

 鉛筆1本でも経費として認められるかどうかわからない株式投資とは大きな違いがあります。

 

 経費を多く使える(節税)という意味では、株式投資に比べて不動産投資は圧勝ですね。


株と不動産の比較6 経費 不動産編関連ページ

株と不動産の比較1 流動性 株編
不動産と比較した株の流動性についての説明
株と不動産の比較1 流動性 不動産編
株と比較した時の不動産の流動性についての説明。
株と不動産の比較2 資産価値 株編
株の資産価値についてのメリット・デメリットを論ずる。
株と不動産の比較2 資産価値 不動産編
不動産の資産価値に増減などについて考察していきます。
株と不動産の比較3 レバレッジ 株編
株の使えるレバレッジについての説明。
株と不動産の比較3 レバレッジ 不動産編
不動産投資で使えるレバレッジについての説明。
株と不動産の比較4 キャッシュフロー 株編
配当益に注目した際の株式投資のキャッシュフローについての説明。
株と不動産の比較4 キャッシュフロー 不動産編
賃貸収入目的の不動産投資のキャッシュフローに関する説明。
株と不動産の比較5 ROI 株編
株式投資に関する実際のROIはどの程度かを考察する。
株と不動産の比較5 ROI 不動産編
不動産投資のROIの高さとその有利性についての説明。
株と不動産の比較6 経費 株編
株式投資で使える経費、使えない経費などについて説明するページです。
株と不動産の比較7 維持に関わるコスト 株編
株式を保有し続けるためにかかるコストについて
株と不動産の比較7 維持に関わるコスト 不動産編
不動産を所有し続けるために支払わなければならないコストについて
株と不動産の比較8 コントロール 株編
株式の資産価値を高めるために何ができるかというコントロール性についての説明。
株と不動産の比較8 コントロール 不動産編
自分が保有している不動産のコントロール力についての説明。
株と不動産の比較9 相続 株編
相続に関する株式の有利さ不利さについて。
株と不動産の比較9 相続 不動産編
税金に関しては不動産の方が相続が有利。
株と不動産の比較10 消失のリスク 株編
株式の消失のリスクについての説明。
株と不動産の比較10 消失のリスク 不動産編
不動産の消失のリスクについての説明。
株と不動産の比較 番外編 見栄・満足感
投資って実利だけでなく見栄の部分ってありますよね。
株と不動産の比較 結論
最終的な結論として株と不動産はどちらが結局有利なのか。
株と不動産の比較 おまけ
株と不動産投資を最近の相場で比較すると面白いことが見えてきます。

不動産投資を始める前に サラリーマンの不動産投資 公務員の不動産投資 頭金なしで物件を買う 不動産についてのあれこれ