株と不動産の比較6 経費 株編

株で使える経費

 確定申告で税務署に1年間の所得を申告する際、実際の所得から経費を引いてから申告することになります。

 

 株で使える経費とはどういうものがあるのでしょうか。

 

 売買手数料はもちろん経費ですが、株の場合他にはこれといって使える経費がないんですよね。

 

株式投資で経費が使えずに困っている女性

 

 まあ、せいぜいPCとかインターネットのプロバイダー代とかでしょうか。あとはノートとかの筆記用具。しかし、これも株だけのために使っているのか、それともプライベートでも使っているのか、プライベートでも使っているなら使用割合はどれくらいだとか税務署は突っ込んできますし、仮に認められたとしてもたかが知れてますよね。プロバイダー代の3割認めてもらえたところで1000円ですか?100円のボールペン1本の3割認められて30円ですか?(T_T)

 

 しかも、上記のような認めてもらえる可能性があるかも知れない経費も、株式の売却益でさらに事業として営んでいるのでなければまず認められないでしょう。

 

 株式の配当益の場合は源泉分離課税ですので、まず認められる経費はないかと思います(最終的には税務署の判断ですので、何が経費にできるか詳しく知りたい場合は税務署に確認してください。税務署によっても判断が違う時もありますが)。

 

 株で認められる経費はほとんどない、あってもごく僅かであると言えるでしょう。


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