株と不動産の比較3 レバレッジ 株編

株のレバレッジ

 投資を考える際に非常に重要になってくるのがレバレッジです。

 

 レバレッジとはてこの原理であり、実際の自分の資本よりも大きな資本を動かすことを言います。

 

 どのくらいのレバレッジを効かせられるかで投資効率が全然変わってくるので(同じ利回りでもROIが何倍にもなります。ROIについては後ほど説明します)、自己資本が少なければ必然レバレッジを活用しなければなりません。

 

 株に関してはどのくらいのレバレッジを効かせられるのでしょうか。

 

 基本的には株式投資を行う場合にレバレッジを使うことは難しいです。銀行に行って「株を買いたいのでお金を貸してください。」と申し込んでも(担保を提供しない限り)絶対貸してもらえません。

 

融資を断る銀行員

 

 つまり、株は自己資金だけで投資を行わなければなりません。

 

 これは不動産と比較すると非常に不利な点ですね。

 

 もちろん、信用取引という手段はありますが、(無期限信用取引はあるにしても)通常は6ヶ月以内に返済しなければなりませんし、追証が発生することがあるなど、銀行からの融資と比べると格段に扱いづらいのでここでは現物のみを対象とします。


株と不動産の比較3 レバレッジ 株編関連ページ

株と不動産の比較1 流動性 株編
不動産と比較した株の流動性についての説明
株と不動産の比較1 流動性 不動産編
株と比較した時の不動産の流動性についての説明。
株と不動産の比較2 資産価値 株編
株の資産価値についてのメリット・デメリットを論ずる。
株と不動産の比較2 資産価値 不動産編
不動産の資産価値に増減などについて考察していきます。
株と不動産の比較3 レバレッジ 不動産編
不動産投資で使えるレバレッジについての説明。
株と不動産の比較4 キャッシュフロー 株編
配当益に注目した際の株式投資のキャッシュフローについての説明。
株と不動産の比較4 キャッシュフロー 不動産編
賃貸収入目的の不動産投資のキャッシュフローに関する説明。
株と不動産の比較5 ROI 株編
株式投資に関する実際のROIはどの程度かを考察する。
株と不動産の比較5 ROI 不動産編
不動産投資のROIの高さとその有利性についての説明。
株と不動産の比較6 経費 株編
株式投資で使える経費、使えない経費などについて説明するページです。
株と不動産の比較6 経費 不動産編
不動産投資で使える経費は減価償却を含めて非常に多い。
株と不動産の比較7 維持に関わるコスト 株編
株式を保有し続けるためにかかるコストについて
株と不動産の比較7 維持に関わるコスト 不動産編
不動産を所有し続けるために支払わなければならないコストについて
株と不動産の比較8 コントロール 株編
株式の資産価値を高めるために何ができるかというコントロール性についての説明。
株と不動産の比較8 コントロール 不動産編
自分が保有している不動産のコントロール力についての説明。
株と不動産の比較9 相続 株編
相続に関する株式の有利さ不利さについて。
株と不動産の比較9 相続 不動産編
税金に関しては不動産の方が相続が有利。
株と不動産の比較10 消失のリスク 株編
株式の消失のリスクについての説明。
株と不動産の比較10 消失のリスク 不動産編
不動産の消失のリスクについての説明。
株と不動産の比較 番外編 見栄・満足感
投資って実利だけでなく見栄の部分ってありますよね。
株と不動産の比較 結論
最終的な結論として株と不動産はどちらが結局有利なのか。
株と不動産の比較 おまけ
株と不動産投資を最近の相場で比較すると面白いことが見えてきます。

不動産投資を始める前に サラリーマンの不動産投資 公務員の不動産投資 頭金なしで物件を買う 不動産についてのあれこれ