不動産投資の失敗とは結局なんでしょうか。なんでしょうかとは変な言い方ですが、つまるところ世間で言う不動産投資が失敗したという状態はどういう状態かということです。
まあ、これ色んな考え方があると思います。人生における投資として不動産投資を選び、そしてその大きな枠組みで不動産投資に失敗した(つまり不動産投資をやめてしまった)ということもあるでしょうし、投資した個々の物件についてこの不動産投資(物件)に関しては失敗したということも考えられます。また、購入した収益物件の入居者選びに失敗して困った状態になったとか、リフォームを失敗したとか。色んな形の「不動産投資に失敗した」があると思うんですよ。
ただ、究極的に言えば、やはりニッチもサッチもいかなくなって所有している物件を全て売り払って無一文になるとか、破産するとかという状態が不動産投資に失敗したということになるんじゃないかと思います。
つまり、不動産投資に失敗にして人生に挫折したとか、一時にせよ永続的にせよ、立ち直れないぐらいのダメージを受けたとかそういうことが一般的な「不動産投資に失敗した」ということではないでしょうか。そこで、このカテゴリでは今一度このサイトの趣旨である「サラリーマンが不動産投資に失敗しない」ためにはどうすれば良いかということを考えていきたいと思います。
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