それでも不動産投資で失敗しないためには安く買うことが必要

不動産投資では何を基準に安いと言えるのか

 不動産投資で失敗しないためには、安く買って高く売るというのが目的の投資はダメで、買った不動産を持ち続けてインカムゲイン目的の投資が良いという説明をしてきました。しかし、インカムゲイン目的の不動産投資だって高く買ってしまったら失敗します。

 

 それでは、物件の価格が高いのか安いのかの判断基準はなんでしょうか。バブルの頃は、不動産の価値は将来的にもずっと上がり続ける、今日よりも明日のが高い、だから今日の価格は安いという禅問答のようなわけのわからない判断基準で安い高いを考えていたわけです。もちろん、当時信じられていた土地神話が正しければその考え方でも問題はないのですが、残念ながら不動産の価値は下がり、土地神話は崩れてしまいました。

 

土地神話が崩れて呆然とする人

 

 では、インカムゲイン目的の不動産投資はどのように不動産の値段を高いか安いかを判断するのでしょうか。ある土地が10年前よりも安かったら割安の土地なのでしょうか。20年前よりも高かったら割高なのでしょか。それとも近隣の同じような条件の土地よりも安いから割安?

 

 インカムゲイン目的の不動産投資では収益還元法によって不動産の適正価格は導き出されます。


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