不動産投資を失敗しないためには本を読む
不動産投資で失敗しないためには、不動産投資についての勉強をしなくてはならないと、私はこのサイトで口を酸っぱくして言っているのはご承知でしょう。
まさにその言葉の通りなのですが、じゃあ具体的にどう勉強すれば良いんだよという質問には、今この瞬間にあなたがやっているようにインターネットで色々なサイトを読んだり、本を購入したり、DVDを手に入れたり、セミナーに出たりということを私は言ってきました。
ただ、ネット上の情報は玉石混淆であり、それらの情報の真偽や新旧を見抜くためにはやはりある程度の不動産投資の知識が必要になってきます。
DVDやセミナーもそうですね。業者の宣伝ばかりだったり、すでに通用しなくなっているやり方だったりということを見抜くためにも不動産投資の知識がやはり必要。
ということで、私が考える不動産投資で失敗しないための一番シンプルな方法は、片っ端から不動産投資についての本を読んでみるということです。
例えば、アマゾンの検索窓に「不動産投資」と打ち込み、上から50冊買って読んでみて下さい。別にコレクションをするわけではないので、新品を買う必要はなく中古で充分です。
中古で買って1冊1000円としても、50冊買って5万円です。でもですね、不動産投資に関する本を50冊も読んだら、もう不動産投資については充分な知識を得られますよ。あとは経験から得られるものだけで、本当に丁寧に50冊も読んだらまず不動産投資で失敗することはないと思います。
少なくとも知識がないことによる失敗などはないですね。最近話題の「かぼちゃの馬車」の問題だって、50冊も不動産投資の本を読んでいたら絶対に引っかかりませんよ。もしも、50冊以上不動産投資に関する本を読んであれにひっかかったなら、本をちゃんと読んでないということです。
50冊も読んで、サブリースのリスクやシェアハウスのリスクについて知らないわけないですもん。スルガの高金利だって知らないわけがない。さらに言えば、もしも知ったうえで購入したとしたら、サブリースがダメになった時の対応策やシェアハウスを撤退した場合にその建物をどのように使うかなどをきちんと考えているはず(それを考えたら絶対にかぼちゃの馬車には手を出しませんが)。
不動産投資を失敗しないためのシンプルな方法は、とりあえず不動産投資の本を丁寧に(流し読みではダメです。あくまで丁寧に)50冊読んでみるということ。
読み終わったらまた私のこのサイトを上から全部読んでみて下さい。わかったと思っていたり、何を言っているかわからないと思っていたりした私の記事に新しい発見があると思います。そして実際に不動産投資を経験したらまた読んでもらいたいですね。最初に読んだ時にはわからなかった私が書いていることが、経験したみたらはっきりと理解できるということもあると思います。
1日一冊読めれば50日、二日で一冊でも3か月ちょっと。三日に一冊しか読めなくても5か月あれば50冊は読めます。
これぐらいのことは、不動産投資に失敗しないためには支払っても惜しくない対価ではないでしょうか。
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