スルガショックは不動産投資初心者には朗報?
今年(2018年)はかぼちゃの場所をきっかけとしたスルガショックで不動産投資業界は大揺れでしたね。
悪徳不動産業者とグルになって銀行が不正を行っていたわけですが、去年までは金融庁などもスルガ銀行を「地方銀行の雄」などと持ち上げていたのがウソみたいです。
まあ、スルガ銀行がどうなるかは別として、スルガショックが不動産投資に与えた影響としては、物件に対する融資が厳しくなったということ。つまり資産価値が低かったり、利回りが低い物件を購入しようとしても普通のサラリーマンでは買えなくなっている状態です。
でも、これってマイナスなことなのでしょうか。
私はとても良いことだと思うんですね。この数年の物件価格の高騰で、あまりに利回りが低くなり過ぎて私の投資の基準に合わなくなり、物件を購入することはほぼ不可能になっていました(基準を緩めれば購入することは可能ですがリスクは高くなります)。なんといっても地方の築古の物件が利回り7%とか8%で売ってるなんて購入の検討すらできませんよ。
ただ、これはサラリーマンなどこれから不動産投資を始めようとしている初心者にとっても朗報だと思うんですね。
この数年は積極的に銀行が不動産に融資してきたため、私から見たらこんな値段で買ったら回らないとか、こんな物件買っちゃダメというものがバンバン売れているような状況でした。つまり、買ってはいけないようなものを買えちゃってたんです。
これって物凄く怖いことなんですよ。不動産投資を始めようとすると、とにかく物件が欲しい欲しいでなんでも良いから買いたくなります。これ誰でもそうなんです。
そうした時にどうしようもない物件でも買いたくなって、しかもこの数年は実際に買えちゃってたわけです。
もちろん、スルガ問題で発覚したような、業者がお客の年収や貯蓄額を水増ししたり、かきあげをしたりということが、スルガ銀行以外でも行われていたということもあるのですが(スルガほど露骨ではありませんでしたが)。
しかし、スルガショックでスルガ銀行がそうした不正を一切しない+業者にもさせないようになったこと、他の金融機関も今まで目をつぶっていた業者による不正を見逃さないようになったことだけでなく、融資の基準自体も厳しくなったことでサラリーマンなどの不動産投資の初心者がどうしようもない物件を購入することがほぼ出来なくなったのです(よっぽど高属性の人や頭金や担保をたっぷり入れられたりすれば別ですが)。
これはこのサイトのテーマである、「サラリーマンのための失敗しない不動産投資」ということに非常に有利に働きます。なんといっても、失敗しそうな物件を業者に騙されて買うことが難しくなるわけですから。
さらに言えば、融資が厳しくなり物件を購入することが難しくなると物件価格自体が下がります。つまり、今までは高過ぎてどうしようもない物件の値段が下がり、優良物件になることも出てくるのです。不良物件を掴むことが出来なくなり、優良物件を購入できる可能性が高くなるのですからこんな良いことはありません。
もちろん、優良物件でも融資は以前よりも厳しくなっているので、簡単に購入できるわけではありませんが、この数年は優良な物件自体がほとんどありませんでしたからね。優良物件が増えることは良いことでしょう。
不動産投資が冬の時代にとか、不動産投資はもうダメとみんなが言うこうした時期こそ、資産を増やしていく最高の時期であり、不動産投資初心者のサラリーマンなどが大きな失敗をしない時期でもあるのです。
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- なぜ不動産投資に興味を持ったのでしょうか。せっかく不動産投資に興味を持ったのですから、自分にも出来ると信じて行動に取り掛かりましょう。間違いなく大家さんになることができます。
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- ここのところ、都内の不動産投資物件があまりに値上がりして購入できません。きちんと回らない物件を購入すると不動産投資は失敗します。
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- ピケティのr>gという式は、ピケティが「投資家になりなさい。そして不動産投資をやりなさい。」とアドバイスしていると理解できるかどうかが重要です。
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- 物件価格が上昇し、利回りが低くなっている現在、物件を買わないという選択肢も時には必要です。
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- 最近肋骨を骨折して寝込んでいました。当たり前ですがそれでも家賃が減ることはありません。家賃は労働収入ではないので寝込んでいようが遊んでいようがキャッシュフローに影響が出ることはありません。
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- シェアハウスのリスクとサブリースのリスクについてはこのサイトでしつこいぐらいに説明してきましたが、2018年1月にシェアハウスのサブリースで知られる企業が破たんし、多くの被害者が出ました。このような被害に遭わないためには、不動産投資は行う前に必ず徹底的に勉強をしなくてはなりません。
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- 仮想通貨の売却益に対する税金は雑所得とすると国税庁が見解を示しました。雑所得なので総合課税、しかし他の所得との損益通算は出来ないと、不動産投資で得られる所得(不動産所得)と比べると非常に不利な税制となります。
- 家賃保証とノンリコース
- サブリースによる家賃保証に騙されてはいけないことはこのサイトでも説明してきましたが、家賃保証とノンリコースローンを組み合わせることが出来たら、ハウスメーカー等によるサブリースは非常に有用なものになるでしょう。
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- 不動産投資家であるということは一般の消費者と違い事業主です。もちろん法人化していれば社長であり、経営者です。生き馬の目を抜くような不動産投資の世界で、消費者保護の理屈は通らないのです。
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- 日本人に生まれただけで不動産投資という観点からは相当有利であり、不動産投資で成功するのは難しくありません。世界的に見れば、どんなに頑張っても不動産投資で成功できる条件が整っていない国などたくさんあります。
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- 不動産投資で生きていくという夢が叶えるためには、その夢を目標まで落とし込まなければなりません。多くの人が夢を夢のままで終わらせてしまうのは、現実的にその夢を叶えるまでのロードマップを描かないからと言えます。不動産投資も同様で、不動産投資を志す人は多くても、実際に行動を起こすことが出来ないのはそれを目標としていないからでしょう。
- 稼いだお金は不動産に
- ビジネスからの収益でも投資からの収益でも、サラリーマンなら給料でも稼いだお金は不動産に移していくと収入は安定していきます。
- 不動産投資と健康
- 成功者は非常に健康に気を使うとよく言われているところですが、不動産投資で生きている私も健康には特に気を使っています。いくらお金があっても健康を害してしまっては元も子もありません。
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- 子供の頃でも良いですし、若い時でも良いのですが、自分が本当にやりたかったことはなんでしょうか。今そのやりたかったことをやっていますか。やっていないとしたらなぜそれを諦めたのでしょう。その理由が経済的な理由であるならば、行動を変えれば経済的な問題を解決できるかも知れません。
- 大家の方から家賃を下げる?
- 入居者から家賃の値下げの交渉をされているわけでもないのに大家の方からわざわざ家賃を下げますと言うなんて愚の骨頂だと思いますか。私は毎回更新の度に家賃を下げることを一部の物件で入居者に伝えています。不動産投資の利回りが下がると思う人もいるかも知れませんが、私は逆に上がると考えています。