賃貸と購入の比較におけるライフスタイルの問題(ペット)

ペット好きは賃貸よりも購入になってしまいますよね

 今まで賃貸と購入の比較をしてきましたが、お金の問題の比較ばかりでライフスタイルに関する比較はしてきませんでした。

 

 純粋にお金で考えれば、これまでしてきたシュミレーションの結果が全てです。マンションに関して言えば、東京であろうと地方であろうと賃貸派が有利です。戸建てでは東京では圧倒的に購入派が有利で地方ではやや購入派が有利です。

 

 ここに見栄とかプライド、奥さんのご機嫌伺いとかいう問題が出てくるわけです(笑)

 

マイホームが欲しい奥さん

 

 しかし、これは人それぞれで、私や私の妻のように自分が居住する場所が賃貸なのか購入なのかに関して見栄もプライドもなんにもない人間からすると、完全にどうでも良い問題なんですね。

 

 「俺、家買ったんだ。」と喜びながら支払いに追われるよりも賃貸で月々のキャッシュフローが良い方がいいわけです。もちろん、購入した方が経済的に楽になるのであれば私は購入するわけで、事実は私は東京に家を建てて住んでいます。

 

 さて、ペットの問題ですが、マンションであれ戸建てであれ賃貸ではペットの飼育に関してはかなりの制限を設けるのが普通です。大家の意向だけでなく管理規約の制限などもあるので、もちろん戸建てよりも賃貸マンションの方が制限が多い傾向があります。

 

 普通の賃貸では金魚や小鳥などの小動物ぐらいまではOKとしているところが多いですが、基本的には犬猫等はダメというところが多いです。大家の立場からすれば、犬は鳴き声で近所迷惑になりますし、猫は部屋をガリガリやってしまいますからね、当然でしょう。

 

 もちろん、賃貸住宅でペット可の物件もありますが、ペット可の賃貸物件は敷金・礼金も高く、家賃は同じか多少高め、さらに特約で原状回復の費用が通常よりも高い(例えば退去時フローリング交換など)ことなどがあります。さらにペットの可の物件が希望の立地になかったりという不便さもあります。

 

 戸建ての購入であれば、基本的には自分が飼うと決めたら飼えるわけで、購入のマンションでも管理規約内であればどんなペットでも飼えることになります。そのため、当たり前ですがペット飼うにあたって追加の費用は生じません。

 

 そうなると、賃貸と購入の比較において、ペットを飼うとすると賃貸の場合その費用を上乗せして考えなければなりません。戸建てに関してはそもそも東京でも地方でも購入の有利がですが、マンションの場合、通常の比較では賃貸派の有利だったものの、ペットを飼うとすると賃貸派はこの費用も計算に入れて比較しなくてはならなくなります。

 

 ただし、自分が飼っているペットへの愛情とかペットがいることでの癒され効果等は数値化できるものではないので、賃貸と購入のキャッシュフローを比較をすることは意味がないのでやめておきます。


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