1000万円を不動産投資で運用
今まで1000万円、500万円、100万円と運用方法を分けて説明してきました。どれも実際に私がやっていた運用ですが、現在でも私は同様の手法で運用しており、今回も使えるお金は1000万円という縛りで運用してみました。
今回は、1000万円使って良いという前提で運用を考えたのですが、使えるのが100万円だったり500万円だったりしても、銀行から融資を受ければ同様の運用ができるものにしようと思いました。
銀行からの融資が必要だと運用方法は必然不動産投資となります(株式投資などでは銀行はお金を貸してくれませんからね)。それも使えるお金が100万円の人でも出来る運用となると、区分所有の古いマンションを購入してリフォームして貸し出すという形を取ることにしました。
古いマンションで運用する方法については、これまで説明してきましたが、今一度簡単におさらいしておきましょう。
新築の区分所有のマンションは利回りが低すぎて運用に値しません。そこらへんは「都内の新築ワンルームは回らない」に詳しく書いてあります。
中古の区分所有のマンションは利回りが良いのですが、例えば築40年のマンションではいつまでマンション自体がもつのか不明です。10年経って元が取れたと思ったらスラム化してしまったなんてことでは運用する意味がありませんから。
しかし、中古の区分所有で築古のものでも、建て替えられるマンションがあります。それは東京で容積率を大幅に余しているマンションです。経済的な負担が少なく建て替えられることから、住民の賛成が得られやすいからです。
そういったマンションであれば、安く仕入れて賃貸し続け、もしも建て替えとなったら今度はタダまたは少ない経済的な負担で新築のマンションが貰えることになります。スラム化する心配もありませんね。詳しくはキャピタルゲインとインカムゲインの両方が狙える方法を読んで下さい。
今回も1000万円を運用するにあたり、その投資をやってみたわけです。やってみたと言っても今までもずっとやってきた運用ですから慣れたものです。