私なりに考えてみた
しかし、私は「金にガツガツしたくない」という友達の言葉がずっと引っかかってました。私は金にガツガツしたのでしょうか。お金を一生懸命稼ごうとする行為は金にガツガツしているということなのでしょうか。
私からすると、私に「金にガツガツしたくない」と言った友達の、1人1品のスーパーの特売に子供まで並ばせた上に何度もレジを往復するような行為の方が金にガツガツしているように思えます。
そう考えると「金にガツガツする」という言葉は、2種類の行為を表しているかと思われます。一つは頑張って金を稼ぐことを言い、一つは頑張って金を節約することを言います。しかし、よく考えてみるとこの節約するという行為はガツガツというよりはケチケチという言葉のがしっくりくるような気がします。金を稼ぐ方に注力して金にガツガツしているのと、金を節約する方に注力して金にケチケチするのとどちらを選ぶかと言えば、私はもちろんガツガツです。
金にガツガツというと非常に悪いイメージがありますが、そもそもガツガツは悪い意味だけではないと思います。ガツガツと勉強していると言えばがむしゃらに勉強している様子が伺え、受験生にとってはこんな褒め言葉はそうそうないはず。であれば、「金にガツガツ」つまりガツガツと金を稼ぐことは私にとっては褒め言葉にしかならないのではないかと思うようになりました。
ケチケチしたくないと言われたら、私には侮辱に聞こえます。ならば当時私の友人が言った言葉の意味は、彼がそれ言った時に意図していたかどうかは別として、彼はガツガツしたくなかったけどケチケチしたかったわけで、彼は私をケチだなどとは全く思ってなかったわけです。そうであれば、私がショックを受ける必要はなかったのだと最近気がつきました。
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