彼氏が不動産投資をしていて心配
結婚を考えている彼氏が不動産投資をしていて心配です。不動産投資は一般的に行われているものなのでしょうか。借金が怖いです。自宅を購入すれば更に借金が増えてしまいます。結婚が不安になりました。
これに対する回答がまた否定的なものがテンコ盛り(笑)
「不動産投資は勝つか負けるか誰にもわからないんだからギャンブルです。」「不動産投資は身を滅ぼします。」等々(^_^;)
勝つか負けるかわからないんだからギャンブルと言われてもねえ。サラリーマンだって首になるかどうか誰にもわからないんだからギャンブルなのでしょうかね。結婚も離婚するかどうか誰にもわからないからギャンブルになってしまいますよね、この論法だと。
結局はやり方なんですよね。。結婚がギャンブルになる人もならない人もいるように、不動産投資がギャンブルになる人もならない人もいるわけです。なので不動産投資はギャンブルであるということも一面真実ではあるわけです。結婚がギャンブルということが真実である人もいるように。まあ、そこらへんはいつか詳しく書こうかと思っていますが、まずはこの「不動産投資は一般的に行われているものなのか。」ということに回答したいと思います。
現在、日本で不動産所得がある個人は日経ヴェリタスによると約320万人ほどだそうです。日本の世帯数が約5200万なので、約16パーセントの世帯が不動産投資で収入を得ている計算になります。
なので16パーセントという数字がどれくらいの数字か考えてみましょう。
日本におけるキリスト教信者の割合は約1〜2パーセント程度。キリスト教が日本で一般的かどうかと言えば、認知はされているけど、信者であるというのが一般的とは言えないような気もします。1パーセントとか2パーセントという数字の体感はこんな感じです。
最終学歴はどうでしょう。総務省の統計によると、15歳以上の人口の最終学歴は大学院卒1.3パーセント、大卒17パーセント、短大・高専8パーセント、専門卒10パーセント弱、高卒・旧制中学卒40パーセント、小・中卒19パーセントとなっています。
15歳以上ですので、当然戦前生まれのお年寄りも含まれている数字ですが、大卒の17パーセントが日本で不動産所得がある世帯の割合とほぼ同じとなります。
親でもいいですし友人でもいいですが、大学を卒業していると聞いても全く不思議はない気はします。そういう意味で言えば、日本人で大学を卒業していることは一般的であるとは言えると思います。もちろん、高卒の方が一般的ではあるのですが。
では、なぜ不動産投資投資をしていることが一般的ではないと思う人が多いのでしょうか。これは私の想像ですけど、普通の人は不動産投資しているってあんまり言わないからではないでしょうか。職場で知られると嫌だとかいう理由で。不動産投資していると言うと周りから「やめた方がいい」とか「絶対失敗する」とか言われたりしますから。もちろん、やっかみもありますしね。
あとは、親戚のおばあちゃんが古いアパート持っていてそこから家賃収入があっても、それを不動産投資と捉えてないとか(立派な不動産投資なんですけどね)、賃貸併用住宅で2階を人に貸している人とかも不動産投資家として数えてなかったり(これも立派な不動産投資です)、実家が空いてる土地を駐車場として貸してたりしてもそれを不動産投資と思っていなかったり。
そんなところではないかと思います。
しかし、この質問者さん、借金が不安と言っておきながら、結婚したら借金して自宅を購入するつもりなのがかなり笑えます。同じ借金なら、自宅を購入して3000万借金するより、アパートを購入して不動産投資で3000万借金する方がよっぽどリスクが少ないのに(笑)
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