不動産投資の物件は、最後は全て売り切る
私には子供がいますが、私が所有している収益物件を子供に残そうとは全く思っていません。私自身を振り返ってみると、そこそこ貧乏な家庭(極貧ではありませんでした)に生まれ育ったことがハングリー精神を養った部分がありますし、大人になってからちょっとうまくいくとすぐに調子に乗って痛い目に遭ってきたことを考えると、私の子供には美田を残さないという選択が一番良いように思えます。
いずれ親父の遺産で働かなくても食えると思ったら仕事なんか嫌ならすぐに辞めちゃうでしょうし(私ならそうします。子供だって私の子なんですからそうするでしょう)、親父の事業を受け継いで初めから順風満帆の人生では必ず調子にのって大失敗します。私の子ですから間違いなく調子に乗ると思います。
そういったことを防ぐためにも、さらにそれだけでなく、自分でゼロから築き上げた方がカッコいいじゃないですか。親父から遺産をもらっていくら成功しても「あいつは親父が金持ちだったから」と言われるでしょうからね(それが本人の才能と努力で成し遂げた成功だったとしても言われるでしょう)。私自身ゼロから資産を築き上げたという誇りも持っていますからね。
なので、私の不動産投資は70歳ぐらいまでと予定しています。そこから先は持っている物件は生活に必要な分といざという時のための分以外はリバースモーゲージを利用しようかと思っています(リバースモーゲージを利用した出口戦略については後述します)。もし30年後にリバースモーゲージという仕組み自体が残っていなかったら、70歳以降所有している不動産を徐々に売却していこうと思っています。
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