米軍相手の不動産投資3

この不動産投資は間取りが大切

 この不動産投資で失敗しないために非常に重要になってくるのが間取りです。日本人が好む間取りとアメリカ人が好む間取りは全く違うんですね。なのに、アメリカ人好む間取りが基地の周辺にはないんです。そこで、アメリカ人が好む間取りを作ってやることがポイントとなってきます。基地のそばに新築の戸建て買ったからそれで20万円で貸せるよねってことにはならないのです。

 

 この不動産投資のスタートは基地周辺の土地を見つけることから始まります。具体的には概ね40坪以上、予算は1500万円以下の物件です。土地がないことにはこの投資はできないので、条件にあてはまる土地がない場合は土地が出てくるのを待つしかありません。

 

 概ね40坪以上という土地の条件は、米軍が取り扱う賃貸物件は、延べ床が所定の面積以上の物件という規格があるので、どうしても土地が40坪程度はないとその規格を満たす床面積の物件を建てることができないからです。数字はちょっと公開できないのですが、この投資に興味がある人はアイムホームの社長に直接相談して下さい。

 

 さて、土地を購入できたら今度は間取りです。日本の普通の家というのは、玄関があって狭い廊下があり、LDKがあってもしかしたらLDKの横に一つ6畳の和室があるかも知れません。そして2階にには部屋が三つ。最近では2階にお風呂がある家もありますが、1階にお風呂がある家も多いですかね。そんな3LDKか4LDKがポピュラーなのではないでしょうか。

 

 しかし、そういった間取りでは客付けは難しくなるので、具体的には下のような間取りの家を作ります。

 

米軍用の家の間取り

 

 この基地周辺に私の仲間を含めてすでに5〜6棟は建てているのですが、その内の物件の一つです。もちろん、全て同じの間取りではなくそれぞれに違う間取りなのですが、基本的なコンセプトは同じです。

 

 まず、玄関を開けたらそのままLDKです。廊下はありません。そして1階にトイレとお風呂があり、来客はこのバスルームを使います。2階に上がると一つの部屋がマスターベッドルームになっています。このマスターベッドルームというのがポイントで、夫婦や恋人同士が部屋の外に出ることなくシャワーを浴びたりトイレを使用することができる部屋です。アメリカ人は必ずこの部屋を欲しがります。この部屋を作っておくと、内見で物件に連れてきた時大喜びします。

 

 あとは、基本的には畳の部屋は作りません。畳が日本っぽくて好きという軍人もいるんですが、彼らはみんな家の中で靴を履いて生活していますからね。畳はリフォームの時にお金もかかりますし、普通のアメリカのアパートのように1階も2階も全てカーペットにしています。

 

 細かいところでは、冷蔵庫やオーブンは規定のものがアメリカ製のものが米軍から貸与されるので、その規定のとおりにスペースを作っておかなければなりません。スペースが合わないと入居する軍人が自分で冷蔵庫等を用意しなくてはならないので、相当なマイナスポイントとなります。そういところもきちんと押さえておかなければこの不動産投資はあえなく失敗なんてことにもなりかねません(^_^;)

 

 まあ、そこらへんはアイムホームの社長に任せておけば心配は無用なんですがね。まだまだこの不動産投資の話は続きます。


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