5年ルールと1.25倍ルール

ローンの支払額にキャップをはめる

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 変動金利のローンには5年ルールと1.25倍ルールというものがあります。

 

 まずは5年ルールですが、どんなに金利が上昇しても5年間は返済額が変わらないというものです。そして1.25倍ルールとは5年後の返済額の見直しでも、それまでの返済額の1.25倍以上には返済額は上がらないというものです。

 

 例えば5000万円を返済期間20年で金利2パーセントで借りたとします。毎月の返済額は約25万円です。しかし、経済が急にインフレに振れて金利がいきなり10パーセントまで上昇したとします。その金利をあてはめれば毎月の返済額は約50万円になります。

 

 ただし、この場合も5年ルールが適用されますので、5年間は返済額は25万円のままであり、5年後の返済額の見直しでも返済額は31万円にしかなりません。

 

 注意しなくてはいけない点は、金利の見直し自体は半年に1度ありますので、返済額の中で元金の支払う割合が減っていくということです。しかも、10パーセントなんていうレベルまで上がると元金どころか金利すら25万円では支払いきれません。

 

 では、支払えなかった元金や金利分は銀行は泣いてくれるのでしょうか?そんなことはありません(笑)

 

 最終的にはきちんと支払うことになります。ローンの支払いが終了する20年後に残っている分はきちんと全額支払うことになっています。

 

 ちょっとキツイようにも思えますが、金利が10パーセントということは大体インフレも年間10パーセント前後で進むということになりますから、20年後には5000万円で購入した不動産が3億円を超えてしまうような計算になりますので、物件の持っている資産価値に比べて残っているローンの元金と金利分の数百万だか数千万円はあまり意味のある数字ではなくなっているのは確かでしょう。サラリーマンなら給料が年収500万円の人が年収3000万円を超えるようなことになっていますからね。

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