不動産投資用のマンションを高値で売却したい

不動産投資用マンションを高く売る方法

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不動産投資用のマンションを相場よりも高く売りたいのですが、どうすれば良いでしょうか。

 

 さて、この質問ですが、この人は投資用の物件が回らなくなって手放したいのでしょうか。悪い業者に騙されて高値で買わされてしまったのかも知れません。実際に不動産投資用のマンションを持っているのですから、立派な不動産投資家ではあるわけですが、このような質問を知恵袋でするのですから、もしかしたら自分が住んでいたマンションを住まなくなったので人に貸しているという状態なのかも知れません。

 

 この人がどういう人かはさておき、どうすれば不動産投資用の物件を高く売ることができるのかということなんですが、これにはいくつか方法があります。

 

 最も効果がある方法は、不動産投資用の物件として売るのではなく、実需で売るということです。

 

 不動産投資用の物件は全て利回りで値段が付きます。つまり、その地域のその構造のその築年数ならこれぐらいの利回りというものがあるのです。例えば築20年のマンションを月に8万円で賃貸していたとします。その地域のそのような投資用物件の利回りが10パーセントであるのならば、そのマンションの値段は960万円ぐらいが適正ということになります。

 

 しかし、実需の場合は利回りは全く関係ありません。実需は投資用よりも割高な傾向があるのです。つまり、新築で4000万円で売っているマンションを賃貸に出しても月に家賃を30万以上も取れることはないということです。せいぜいが15万円程度ではないでしょうか。月に15万円程度ならば利回りで言えば5パーセント以下です。5パーセント以下では不動産投資になっていませんね(銀座だとか都内の一等地の場合はこの限りではありません)。

 

 つまり、もしもこの人が今その物件を不動産投資用マンションとして誰かに賃貸しているのならば、空室にしてから売りなさいということになります。空室にして実需のマンションとして売った方が高く売れるからです。

 

 しかし、このサイトでは都内の新築ワンルームマンションは回らないということを口を酸っぱくして説明していますが、この人が持っている投資用マンションはもしかしかしたら、悪徳業者から買ったワンルームマンションかも知れません。

 

 その場合実需はありません。自分が住むためにワンルームマンションを買う人ってまずいないからです。

 

 しかし、他にも手はあります。通常不動産業者に支払う仲介手数料は3パーセントです。もしもその不動産業者が自分で買い手を見つけることができれば売り手と買い手の両方から3パーセント貰えるので、仲介手数料は倍となります。要は3000万円の物件でも自分で買い手を見つければ6000万円の物件を売ったのと同じ収入が入ることになります。そのため、不動産業者は仲介手数料をなるべく両手で取りたいわけです。

 

 しかし、仲介手数料を両手で取るのと同じだけ取れるような物件もあって、そういう物件は業者はなんとかして買い手を見つけようとするため、相場よりも少々高値でも売ることが出来たりします。

 

 それは不動産仲介手数料が倍取れる物件です。あなたが売却を依頼した不動産業者に手数料3パーセント支払うだけでなく、買い手を見つけてきた業者にも売却価格の3パーセント支払うのです。

 

 そうすると、買い手を見つけた業者は、買い手とあなたから3パーセントずつで計6パーセントの仲介手数料を貰えることになります。これが業者をやる気にさせます。

 

 売却を依頼した業者に、「値段を下げたくないので、3パーセント出しで様子を見てもらえませんか?」と伝えれば業者はすぐに理解してくれます。もちろん、不動産投資用の物件だけでなく、普通に自宅を売却したい場合でも使えるテクニックです。

 

 この方法は売却を急いでいる場合にももちろん使えます。不動産投資をしていない人はあまり知らないでしょうが、この「3パーセント出し」はかなり効果がある方法です。もちろん、「1パーセント出し」でもいいのですが、その場合は効果が薄れます。

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