太陽光発電番外編 太陽光発電の売電量

売電収入の額

 このページでは、太陽光発電の発電量と東電からの売電収入の額について見ていきます。

 

我が家に届く「電気購入量のお知らせ」です。

 

東電から届いた電気購入量のお知らせ

 

 期間は24年の8月分(32日間)です。購入電力量は396kwとなっています。結構、知られていないのですが、太陽がガンガン照りつける夏は春や秋に比べて発電量が下がります。これは、太陽光発電のパネルは熱に弱く、高温にさらされる夏はたとえ太陽光の量が一番多くても発電量が下がってしまうということです。我が家のデータからすると5月6月ぐらいが一番発電量のピークだと思います。

 

 購入予定金額は、19,008円となっており、これはお知らせの右下に記載されている「お客様の買取単価48円00銭」に398kwhをかけた額です。私は平成22年度に太陽光パネルを設置したため、買い取り価格は最高額である48円となっています。この額は10年間固定なのであと8年半ぐらいはこの値段で買い取ってもらえます。

 

 昨年の8月の発電量は29日間で348kwh。今年の発電量よりも48kwh少ないですが、今年の8月の検針期間は32日間で、29日間だった去年よりも3日間少ないことを勘案すると、去年も今年もほぼ同程度の発電量と言えるので、真夏の発電量は大体このぐらいということでしょう。

 

 春や秋はこれよりも発電量が多くなるとは言え、冬は日照時間も非常に短く、太陽光の量も非常に少なくなって発電量が落ちることから、年間を通した平均は月に1万5千円強という計算になりました。

 

 この数字は、平成22年度中に太陽光パネルの設置を申請したのですが、震災の影響で太陽光パネルの設置が平成22年度中(平成23年3月末まで)に設置が間に合わず(1kwhあたり48円の買取価格は、平成23年3月末までの設置が条件。それ以降は平成23年度扱いとなり1kwhあたり42円となる)平成23年4月にずれ込んだものの、特例として平成22年度の買取価格を維持できたので、約1年4ヶ月間の発電量5021kwhに48円を掛けたものを16ヶ月で割った額となります。

 

 屋根の形などにもよりますが(我が家の屋根は南向きではなく東向き)、SANYO(現パナソニック)のHITなどの単結晶ハイブリッドの発電量はかなりの量となり、補助金を考えるとしっかりと投資としての土台に乗ってくると思います。

 

 太陽光発電の詳しいキャッシュフローについては、以前に書いた太陽光発電で利回りを上げるを参照してください。


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