住宅ローンは複数組むことができる

住宅ローンにはセカンドハウスローンというものがある

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 住宅ローンとは、自己が居住するための住宅を購入するためのローンであることから複数の住宅ローンを組むことはできず、基本的には一つだけというのが原則です。

 

 なんにつけてもそうなのですが、「基本的には」「原則」という言葉が使われている場合、それには必ず例外というものがあります。

 

 つまり、そういった文章を逆から読めば、基本的には一つしか持てないが、きちんとした理由があれば複数持つことだって可能だということになります。

 

 では、住宅ローンを複数持つためのきちんとした理由とはなんでしょうか。

 

 当たり前ですが、人間の身体は一つしかないので複数の家に同時に居住することは物理的に不可能です。また、法律上も複数の自治体に同時に住民登録することもできません。自己が居住するための物件に対して組むローンが住宅ローンなのですから、基本的に一つしか組めないというのはこういう理由です。

 

 しかし、居住する単位である自己を自分と自分の家族まで含めるとしたらどうでしょうか。

 

 日本の慣習では家族というものは一緒に住んでいるのが普通です。例えば会社に於いて、同居していない両親を扶養に入れようとすれば、両親に対する銀行の送金記録の提出が義務付けられる等、普通は扶養の事実を証明する必要があります。

 

 両親が同居していれば(そして基準の年収以下であれば)、そうした送金記録等扶養の事実を証明することは不要です。要は家族なんだから同居してて当然ですよね、もしなんらかの理由があって同居していないなら本当に扶養しているか証明してよとなります。

 

 しかし、なんらかの理由で同居していない家族なんていくらでもいるじゃないですか。現在は核家族ですから両親と同居していないなんて珍しくもないし、子供と離れて暮らしていることだって全く異常ではないですよね。

 

 子供が東京の私立の高校に入学したとか、大学が大阪で1人暮らしをしているとか、単身赴任で家族を残して自分だけ地方に住んでいるとか同居しない理由なんてそれこそ腐るほどあります。

 

 つまり、こうしたことで自己及び自己の家族が別居し、それぞれに住む家が必要で、賃貸ではなく持ち家が欲しいとなった場合、複数の住宅ローンを持たなければならないきちんとした理由になります。

 

 東京で大学に通う娘が住むために、ワンルームマンションを買う地方在住の両親なんて普通にいます。セキュリティーの問題も賃貸マンションよりも分譲マンションの方が安心ですし、卒業後、または社会人になって結婚するまで娘がそこに住んでその後売った方が賃貸に住むよりも経済的であることも多いですしね。

 

 様々な事情で親との同居が難しい時に、親が住む家を購入してあげることだってあるでしょう。自分が既に住んでいる家を購入する時に住宅ローンを利用しているので、親用に家を購入するためには複数の住宅ローンを組めないと困るという人もいるでしょう。

 

 そうしたきちんとした理由があれば住宅ローンを複数組むことは可能なのです。

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