店頭金利

店頭金利とは何か

 店頭金利とは店頭表示金利の略で、預金や住宅ローンやアパートローンなどの基準となる金利です。各銀行がそれぞれ独自に決めているので銀行によって(そんなには差はありませんが)、同じ時期でも違ったりすることもあります。

 

 住宅ローンの基準となる金利と言われてもピンとこないかも知れないので、簡単に説明します。

 

住宅ローンの基準金利がわからない夫婦

 

 例えば、あまり与信が良くなく、住宅ローンを組む際に全く優遇が取れなかったり、マンションを購入した時にマンション販売会社の提携銀行の住宅ローンを組んだが優遇は当初3年間だけだったりすると、住宅ローンの金利(変動)は店頭金利と同じになります。つまり、店頭金利が2.475パーセントであれば住宅ローンの金利も2.475パーセントとなり、店頭金利が3パーセントになれば住宅ローンの金利も同じように3パーセントになります。

 

 逆に、与信が良くて銀行ともきちんと交渉できると、住宅ローン完済まで1.6パーセント優遇といった条件で住宅ローンを組めたりします。完済まで優遇なので、店頭金利が2.475パーセントであれば0.875パーセント、店頭金利が3パーセントに変動すれば1.4パーセントとなります。

 

 住宅ローンを組む際には、その銀行の店頭金利はいくらなのか、そこから優遇は何パーセントなのか、そしてその優遇は完済までなのかに注意する必要があります。


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