建ぺい率・建蔽率
建ぺい率という言葉は容積率と並んで、不動産用語の中では結構聞く言葉ではないでしょうか。
アパートなどの収益用物件を扱う私たち不動産投資家でなくても、一般の人でも建ぺい率や容積率というのは一戸建てを建てる際には必ず考えなければならないものだからです。
簡単に言えば、国が法律で土地に建てられる建物の大きさ(広さ)を規制しているのですが、その数字が建ぺい率です。
例えば建ぺい率が40パーセントの土地があるとすると、30坪の土地には12坪の建物を建てられるということになります。つまり、2階建ての家ならば1階が12坪、2階が12坪で計24坪分の建物が建てられるわけで、1階の床面積を土地の面積で割った数字(12坪÷30坪=40%)が建ぺい率となります。
建ぺい率というのは大体において上記のような理解で良いのですが、厳密に言えば少し数字が変わり、1階の床面積ではなく建物を真上から見た時の平面積で土地の面積を割ることになります。
建物を真上から見た時の平面積なら1階の床面積と変わらないじゃないかと思うかも知れませんが、建物によっては屋根やひさしが結構はみ出てたりすることもあるので、そうなると1階の床面積と真上からの見た平面積が微妙にずれてくるわけです。
しかし、一般的には1階の床面積と考えておいて問題はあまりありません。
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